2018年夏アニメ記録
かんたんな記録と感想。並びは適当
- 2018年夏アニメ(7-9月)
- □劇場映画
- ■観た旧作
- プリパラ
- 苺ましまろ
- フリクリ
- トップをねらえ!
- トップをねらえ2!
- 機動警察パトレイバー アーリーデイズ(旧OVA)
- 伊藤潤二「コレクション」
- アトム ザ・ビギニング
- ●REC
- K
- K MISSING KINGS(映画)
- 劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel] I.presage flower(映画)
- SPACE ADVENTURE コブラ(映画)
- プロジェクトA子(映画)
- ふしぎの国のアリス(映画)
- インサイド・ヘッド(映画)
- 平成狸合戦ぽんぽこ(映画)
- 太陽の王子 ホルスの大冒険(映画)
- 紅き大魚の伝説(映画)
- レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー(映画)
2018年夏アニメ(7-9月)
*前クールから継続
進撃の巨人 Season 3
相変わらず作画が超いいので原作よりもよく分かる。ヒストリアかわいい。OPとEDがクソダサいけど、嫌いじゃない。
あそびあそばせ
緩急のテンポ、清潔さと掃き溜め感のギャップ(OPとEDの対比が分かりやすい)などメリハリが強烈に効いた放課後女子コメディ。毎週これが楽しみである。汚いこと言っててもみんな可愛い。
はねバド!
今期アクション部門1位。試合のなかで描かれる駆け引き、それを超越する身体能力、精神的な枷などが手に汗握らす。でもそれとともに相対する学校のコーチも対比して描くなど、とにかくアニメとして見せ方が卓越している。キャラクターの人格破綻っぷりは謎だけど、後から回収してくれるんじゃねーかと楽観視しています
ISLAND
原作エロゲが面白そうだというのはわかった。
ハイスコアガール
ゲーマーの主人公の青春ゲーム録。ただとにかくゲームのことが好きな主人公像で、もうそこがいい。ちゃんと気持ち悪いオタクとして描かれているんだけど、ゲームに対する誠実さがあるから安心して見ていられる。ヒロイン二人が現れても、ゲームのことしか頭にないという。実際いい奴でもある。ヒロインの涙で泣く。
BANANA FISH
作画・演出はとてもいい。話も面白いんだけど、なぜか盛り上がらない。なんでだ……。やはり原作を読めということか。
中間管理録トネガワ
トネガワさんが有能すぎるが、それに比べて部下の無能っぷりよ……しみじみ泣けてくる。
プラネット・ウィズ
ダリ○ラよりもガイナの正統後継っぽかった宇宙バトルアクション。実際グレンラガンやトップをねらえ!に対するオマージュの手つきはとても誠実だったように思う。
プロットは面白いはずなのだけど、これも終盤盛り上がりきれなかったな。要素多すぎてちょっと処理し切れていなかったかも。幕間がなかったのもけっこう疲れて、緩急がほしくなる。とりあえず漫画版、読みます。
バキ・最凶死刑囚編
「最強(凶)」を描くのに作画のリッチさって必要ないんだなぁと思った。極端すぎるキャラクターがばんばん出てきて、誰が死んでもおかしくない緊張感がよい。たまに素なのか分からないボケがあって笑っちゃう。そこも好き。
Fate/EXTRA Last Encore イルステリアス天動説
ゲームで十分だったろう、これは
天狼 Sirius the Jaeger
アクション部門、はねバドと並んで1位……にしたい。全編通して作画アニメで、毎回アクションのキレがすごかった。平面的なアクションじゃなくて、奥行きのある空間上を跳んだり跳ねたりするさまが快楽でした。シナリオはベタな感じで、普通にストレスなく楽しめたかな。主人公以外のキャラの魅力をもっと引き立てて欲しかった気がしないでもない。
×はるかなレシーブ(中断)
1話で無理!ってなった。人に薦められているのでいつか続きを観るかもしれない……
シュタインズ・ゲート ゼロ*
いかんせん話が無印の時よりも地味なので停滞感は否めないが、やはりクライマックスはアガる。
僕のヒーローアカデミア(第3期)*
これも超作画アニメ。キャラもいいし話も面白いし、ちょっとした怪物級の作品。完結まで追い続けたい、原作読もう……。
ただキャラががんがん増えてきて、さすがにそろそろフォーカスされなくなってきた奴がいますね。これからどうなるのか。
ゲゲゲの鬼太郎(第6作)*
素直に面白いです。風刺をうまく妖怪譚として仕上げていて、それがキャラクターを立体的に見せていく。ねずみ男がむちゃくちゃ好きになる。
□劇場映画
詩季織々
新海誠っぽい何か。でもそんな悪くないです。
劇場版フリクリ オルタナ
これについてはTwitterでキレ散らかしているので敢えて語りません。虚無。
君の膵臓をたべたい
原作がそこそこ好きだったので観た。あまり期待してなかったけど、日常作画の丁寧さに好感を覚える。少女が先を歩くリズム、階段を降りるときの仕草、細かいすべてが終わった後に思い返される。たぶんそれがあのヒロインの望んでいたことだったろう。
ペンギン・ハイウェイ
今年のアニメベスト。かしこい小学生の思春期未満meets謎のおっぱいお姉さんwithペンギン。
すべてのスタッフの采配が完璧で、しかもそのなかでベストを尽くしている。これ以外の形での『ペンギン・ハイウェイ』を、もはや想定できない。
「お姉さんの顔、遺伝子、うれしさ、完璧」。わかるよ。
アラーニェの虫籠
ほとんど一人で作ったという、インディーズアニメ。実際作画はけっこうすごくて、デビュー当時の新海誠よりは形になっている。
物語もちょっと独り善がりでよくわからんところもあるのですが、ざっくり統合失調症と自己啓発の話だなと思った。不穏なマンションを舞台にした都市伝説みたいな感じ。不穏なマンションが、それとしてちゃんと怖い。
あとヒロインの登場シーンで最初の台詞が「奈澄葉。私の名前」だったのがエロゲか!?!?!?!?となってしまい、どうしても嫌いになれない作品。
■観た旧作
プリパラ
140話見終えて、感無量でした。救済。
苺ましまろ
これくらいの緩いテンポが好き。キャラもみんな媚びのないかわいさで、絶妙。なのにあのOPの媚びへつらい感……曲自体は悪くないんだけど、この作品にはどうかと思う
フリクリ
オルタナという虚無を目撃してしまい、耐えかねてまた見返した。そして分かったのは、やっぱり『フリクリ』は変わらずそこにあって、最高だったってこと! この発見は救いでした。ほんとうに。
トップをねらえ!
激アツ。
トップをねらえ2!
ボロボロに泣いた。
機動警察パトレイバー アーリーデイズ(旧OVA)
昔観たのをこれも見返した。さすがに安定感がすさまじく、スタッフも充実しすぎていて怖い。黄金期ですね。
伊藤潤二「コレクション」
良アニメ化。よくぞやってくれたと思う。双一はヒロイン。なにげに声優がすごく豪華。
アトム ザ・ビギニング
作画アニメでありながら脚本も良かったですね。Bahi.JDさんの遊びのあるアクションが楽しかった。OPでは一瞬入る磯光雄カットがほんとうにすごくて、毎回見とれた。
●REC
『lain』の中村隆太郎監督によるラブコメ。声優ワナビのヒロインとお菓子メーカーの会社員の恋愛もの。妙なリアルさとフィクションのはざまをうまく演出していたと思う。いい作品でした。
K
誇りをかけた男達の戦いみたいな話。設定は『デュラララ!!』に近い、都会の若者たちによる抗争劇。
かっこつけてるのがもはやダサいんだけど、恥ずかしげもなく振り切ってるところがだんだん「やっぱりかっこよくね!?」となってくる。意味もなくアクロバティックな演出が連発するのも、それはそれで面白かった。
K MISSING KINGS(映画)
これは露骨なパンチラとかで気分悪くなった
劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel] I.presage flower(映画)
まあ良かった。続きも楽しみ
SPACE ADVENTURE コブラ(映画)
出崎演出で優勝。物語もいい。コブラのかっこよさが次第に染みてくる。
プロジェクトA子(映画)
ふしぎの国のアリス(映画)
統失アニメ。キマりすぎてて怖い。
インサイド・ヘッド(映画)
大人が観るに耐えるかというと微妙では……という感想は抱く。悪くないけどね。キャラクターの動きはほんとうに可愛いと思う
平成狸合戦ぽんぽこ(映画)
超よかったですね。子供の頃はよくわからなかった。だって狸だもん。
太陽の王子 ホルスの大冒険(映画)
これがセルアニメなのは正直やばいと思う。ヒロインがとにかく可愛い(しかもアイヌ衣裳みたいなのを着てる)んだけど、敵のせいで闇落ちしてしまう。ホルスは闇落ちヒロインを殺せないため、物理的な戦闘で解決できないところに厄介さがあって、精神的な問題として善悪の葛藤が昇華されるというのが巧い。
紅き大魚の伝説(映画)
「善人は死後魚になり、悪人はネズミになる」って世界観が面白かった。想像力があっちこっちに広がっていくモチーフの多様さが楽しい。スタッフがアニメーションの喜びを信じて作ってるのが分かる。
レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー(映画)
ニンジャバットマンよりもアスペだけど話の筋は整っている。会話がだいたい成立してない前半はすごい好き。
以上です。